むぎにっき

新米パパとママの子育て奮闘記。

出産レポその④

6/30

ママ、陣痛で一睡もできず。

パパはママの陣痛に合わせて今まで2日間仕事をお休みしていましたが、今日の朝は外せない仕事があり、出社しなければなりませんでした。

 

8時、パパ出社。

正直仕事どころではなかったので、さっさと仕事を片付けて猛ダッシュで戻ってこようと考えていました。

 

パパが出社して不安なママ。

それからほどなくして到着した朝ごはんは、ハッシュドポテトスクランブルエッグに焼きたてホカホカパン。

ぜんぶママの大好物です!

意気揚々と食事に挑むママ。

ですが、朝から陣痛の間隔が明らかに早まっている。

そして、明らかに強くなっている。

大好物も食べていられないほどに。

 

数分おきに様子を診に来てくれる助産師さんに今の状況を伝えます。

「うんちもおしっこも全部漏れそうなほど痛いんですけど。。。」

すると助産師さん、

「そう!それをずっと待ってたのよ☆」

そんな明るい顔で言われても・・・

 

その頃には「いきみたい」と言う感情が頭をかけめぐっていました。

いきみ逃しの呼吸をしながら、1分おきまで短くなった強烈な痛みの陣痛に悶えていると、これはもうお産が近いのではないか!?

「ハァ・・ハァ・・午前中には・・ハァ・・ハァ・・産まれ・・ハァ・・ハァ・・ますかね・・?」

「午前中かはわからないけど今日中には産まれそうだねー☆」

変わらず明るいトーン。

まだまだ余裕ってことか。

この痛みなんてまだ余裕ってことか。

 

9時過ぎ。

明らかに陣痛の痛みの種類が変わる。

あまりの激痛に、お腹のものをすべてぶちまけてしまいそうな衝動に駆られます。

もうこの頃にはいきみ逃しの呼吸というよりは、咆哮でした。

今までに出したことのない「叫び」で、息を吐き出してました。

 

10時過ぎ。

やっと分娩室へ移動を促されるも、もう痛過ぎて痛過ぎて動くなんて考えられません。

分娩室は陣痛室の隣でしたが、無理です動けません。

ならばと車イスの使用をおすすめされましたが、座ってるより立ってる方が痛みがマシなので、苦渋の決断。

陣痛の合間の痛みがおさまってる短いタイミングを活用し、本気の早歩きで移動しました。

 

自然分娩をモットーとしているため、分娩台はありません。

マットレスに寝転がり、粛々と助産師さんがお産の用意を始めます。

「子宮口全開です!」

脳内BGMは、ヤシマ作戦です。

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つづく・・・